昨日(7月31日)のドル円相場
昨日(7月31日)のドル円は、2日続伸。
日銀の早期利上げ観測の後退を受け、ドル買い円売りが優勢となり、3月28日以来、約4か月ぶりの高値となる150.83円まで上昇しました。
東京市場は下落。
日銀金融政策決定会合を控えたポジション調整目的の売りに押され、朝方につけた高値149.48円から軟調に推移し、日銀が金融政策決定会合で現状維持を決定したことが伝わると、ドル売り円買いが加速。148.59円まで下落しました。
欧州市場は上昇。
植田日銀総裁は、定例記者会見で「供給主因の物価高に利上げで対応するのが望ましいのか疑問」、「現在利上げで対応することは望ましいかというとうーんと考えてしまうところ」と発言し、早期利上げに慎重な見解を示したことを受け、ドル買い円売りが優勢となり、前日高値149.53円を上抜け、150.10円まで上昇しました。
NY市場は続伸。
6月米個人消費支出(PCE)価格指数(予想2.5% 結果2.6%)や、食品とエネルギーを除くコア・デフレーターが前年比(予想2.7% 結果2.8%)で市場予想を上回る結果を受け、ドル買い円売りが優勢となり、3月28日以来、約4か月ぶりの高値となる150.83円まで上昇しました。
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本日(8月1日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは中心線が上向きで、エクスパンションを形成しており、強い上昇を示唆しています。日足のボリンジャーバンドは中心線が上向きとなっており、上昇を示唆しています。なお、週足のボリンジャーバンドは中心線が横ばいとなっており、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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