昨日(7月23日)のドル円相場
昨日(7月23日)のドル円は、3日続落。
日本の政局不安の高まりを受け、ドル売り円買いが優勢となり、146.11円まで下落しました。
東京市場は上昇。
トランプ米大統領が、自身のSNSで「日本との大規模な合意を締結」、「日本からの輸入品に15%の関税を賦課へ」と発表したことを受け、米関税政策に対する不透明感が後退し、146.25円まで下落しましたが、すぐに146.94円まで反発。
その後、日経平均株価が大幅に上昇したことを受け、ドル買い円売りが加速する中、「石破首相が8月末までに退陣を表明」との一部報道を受け、147.20円まで上昇する展開となりました。
欧州市場は下落。
石破茂首相が「出処進退については話していない。報道されている事実は全くない」と辞意報道を否定したことを受け、ドル売り円買いが優勢となり、146.11円まで下落しました。
NY市場は、上値が重い。
米10年債利回りの上昇を背景としたドル買い円売りが優勢となり、146.73円まで上昇したものの、米6月中古住宅販売件数が、前月比(予想-0.7% 結果-2.7%)、年率換算件数(予想400万件 結果393万件)と予想下回る弱い結果だったことを受け、146.24円まで下落しました。
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本日(7月24日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きとなっていますが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。なお、週足のボリンジャーバンドは中心線が下向きですが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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