昨日(7月22日)のドル円相場
昨日(7月22日)のドル円は、2日続落。
日米貿易交渉の進展期待や、米経済指標の弱い結果を受け、ドル売り円買いが優勢となり、146.31円まで下落しました。
東京市場は上昇。
朝方に147.23円まで下落したものの、参院選の与党の過半数割れにより、政治の混乱が続くとの見方からドル買い円売りが優勢となり、147.80円まで上昇しました。
欧州市場は下落。
東京市場の流れを引き継ぎ、欧州勢はドル買い円売りで参入。147.94円まで上昇したものの、148円の大台を前に買いも続かず、米10年債利回りの低下を背景としたドル売り円買いが優勢となり、147.16円まで下落しました。
NY市場は続落。
日米貿易交渉を巡って、ベッセント米財務長官は「8月1日の期限までの合意は、多くの国にとって困難」、「期限が過ぎた後でも交渉の継続は可能」と発言し、米関税措置に柔軟な姿勢が伝わると、ドル売り円買いが優勢となり、米7月リッチモンド連銀製造業指数(予想-2 結果-20)の市場予想を大幅に下回る結果を受けドル売りが加速。146.31円まで下落しました。
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本日(7月23日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きでエクスパンションを形成しており、強い下落を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きとなっていますが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。なお、週足のボリンジャーバンドは中心線が下向きですが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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