先週末(7月4日)のドル円相場
先週末(7月4日)のドル円は、下落。
米関税政策を巡る不透明感から、リスク回避のドル売り円買いが優勢になり、144.19円まで下落しました。
東京市場は下落。
朝方144.96円まで上昇したものの、トランプ米大統領が「明日10〜12通の新しい関税率の書簡を送付する。対象国は8月1日から関税を支払うことになる」と発言したことを受け、リスク回避のドル売り円買いが優勢となり、144.31円まで下落しました。
欧州市場は、底堅い。
トランプ米大統領が相互関税について、新たな税率を記した書簡を各国に送ると表明したことを受け、米関税政策を巡る不透明感から、リスク回避のドル売り円買いが優勢になり、144.19円まで下落しました。ただ、週末を控えたポジション調整目的のドル買い円売りが優勢となると144.42円まで値を戻す展開となりました。
NY市場は、小幅上昇。
米国独立記念日の祝日で休場ということもあり、144.34円〜144.57円と23銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
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本日(7月7日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは中心線が上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドでは、中心線が横ばいでもみ合いを示唆しています。
なお、週足のボリンジャーバンドは中心線が下向きですが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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