昨日(6月30日)のドル円相場
昨日(6月30日)のドル円は、下落。
前週末にトランプ米大統領が、日本との自動車貿易に不満を表明したことを受け、日米貿易摩擦への警戒感からドル売り円買いが優勢となり、143.79円まで下落しました。
東京市場は下落。
仲値公示に向けた実需のドル買い円売りが優勢となり、144.76円まで上昇したものの、前週末にトランプ米大統領が、日本との自動車貿易に不満を表明したことで、700円超上昇していた日経平均株価が下落に転じたことを背景にドル売り円買いが優勢となり、143.80円まで下落しました。
欧州市場は上昇。
序盤に143.79円まで下落したものの、26日安値143.76円が意識されると、ドル買い戻しが優勢となり、144.34円まで上昇しました。
NY市場は下落。
一時144.51円まで上昇したものの、6月シカゴ購買部協会景気指数(予想42.7 結果40.4)の市場予想を下回る結果を受け、ドル売り円買いが先行。トランプ米大統領がSNSにて「日本は大規模なコメ不足に陥っているのに、米国からコメを買おうとしない」との米国産コメの輸入に消極的な日本へ新たな関税を賦課することを示唆したこともドル売り円買いを促し、米10年債利回りの低下とともに、143.96円まで下落しました。
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本日(7月1日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドでは、中心線が横ばいでもみ合いを示唆しています。
なお、週足のボリンジャーバンドは中心線が下向きですが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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