先週末(6月27日)のドル円相場
先週末(6月27日)のドル円は、小幅に上昇。
米相互関税の停止期限延期の可能性が意識され、リスク選好のドル買い円売りが優勢となり、144.94円まで上昇しました。
東京市場は、上値が重い。
日経平均株価の上昇を背景としたドル買い円売りが優勢となり、144.80円まで上昇したものの、145円を前に戻り売りや、利食い売りに押され、144.20円まで下落する展開となりました。
欧州市場は、底堅い。
序盤に144.18円まで下落したものの、「米相互関税の停止期限が延長される可能性」との一部報道を受け、リスク選好のドル買い円売りが優勢となり、144.68円まで上昇しました。
NY市場は、上値が重い。
米相互関税の停止期限延期の可能性が意識され、ダウ平均の上昇とともにドル買い円売りが優勢となり、144.94円まで上昇したものの、145円の大台を前に利食い売りや戻り売りに押され、144.54円まで下落する上値の重い展開となりました。
==========================
本日(6月30日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドでは、中心線が横ばいで、もみ合いを示唆しています。
なお、週足のボリンジャーバンドは中心線が下向きですが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2025/6/23)(PDF)