昨日(7月1日)のドル円相場
昨日(7月1日)のドル円は、2日続落。
米10年債利回りが5月1日以来2か月ぶりの低水準まで低下したことを受け、ドル売り円買いが優勢となり、6月13日以来の安値となる142.69円まで下落しました。
東京市場は、もみ合い。
序盤に144.03円まで上昇したものの、日経平均株価の下落を背景としたドル売り円買いが優勢となり、前日安値の143.79円を下抜けて143.44円まで下落しました。軟調推移だった日経平均株価が下げ渋ると売りも続かず、ドル買い戻しが優勢となり、143.93円まで値を戻したものの、144円手前では戻り売りに押され、143.58円まで下落する展開となりました。
欧州市場は下落。
時間外の米10年債利回りの低下を受け、142.71円まで下落しました。
NY市場は上昇。
米10年債利回りが5月1日以来2か月ぶりの低水準まで低下したことを受け、6月13日以来の安値となる142.69円まで下落したものの、6月米ISM製造業景況指数(予想48.8 結果49.0)、5月米雇用動態調(予想730.0万件 結果776.9万件)の市場予想を上回る結果を受け、ドル買い円売りが優勢となり、米10年債利回りの反発とともに143.80円まで上昇しました。
==========================
本日(7月2日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドでは、中心線が横ばいでもみ合いを示唆しています。
なお、週足のボリンジャーバンドは中心線が下向きですが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2025/6/30)(PDF)