昨日(6月24日)のドル円相場
昨日(6月24日)のドル円は、下落。
米早期利下げ観測の高まりを受け、ドル売りが優勢となり、米10年債利回りの低下とともに144.52円まで下落しました。
東京市場は下落。
序盤に146.16円まで上昇したものの、トランプ米大統領より「イスラエルとイランの間で、完全かつ全面的な停戦が合意された」との発言を受け、有事のドル買いの巻き戻しから、145.29円まで下落しました。
欧州市場は、もみ合い。
イラン・イスラエルの停戦合意の報道が伝わったのち、イスラエル軍が「イランからイスラエルに向けて発射されたミサイルを確認した」と発表。イスラエルのカッツ国防相は、イランによるミサイル発射は「停戦合意違反だ」と主張し、イランへの攻撃を軍に命じた」などの発表を受け、144.95円〜145.40円と45銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
NY市場は下落。
米6月消費者信頼感指数(予想99.5 結果93.0)の予想を下回る弱い結果を受けドル売りが先行。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が米下院金融サービス委員会にて「インフレが低下し労働市場が軟化した場合、利下げ前倒しの可能性」、「インフレ率は予想ほど強くない可能性がある」との発言を受け、ドル売りが優勢となり、米10年債利回りの低下とともに144.52円まで下落しました。
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本日(6月25日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きですが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。
週足のボリンジャーバンドは中心線が下向きですが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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