昨日(6月23日)のドル円相場
昨日(6月23日)のドル円は、上昇後に反落。
中東情勢の緊迫化を背景に有事のドル買いが優勢となり、5月13日以来の高値となる148.03円まで上昇したものの、米早期利下げ観測の高まりを受け、146.02円まで下落しました。
東京市場は上昇。
序盤に146.15円まで下落したものの、前週末に米国がイランを攻撃したことで、地政学的リスクが高まっているなか、イラン政府は、「イランには自国の主権と国民を守るために正当な報復の権利がある」と表明し、米国への報復行動が濃厚となったことで、「有事のドル買い」から、147.29円まで上昇しました。
欧州市場は続伸。
「イラン国会がホルムズ海峡の封鎖を承認」との一部報道が伝わると、中東情勢の緊迫化を背景に有事のドル買いが優勢となり、5月13日以来の高値となる148.03円まで上昇しました。
NY市場は反落。
ボウマン米連邦準備理事会(FRB)副議長が「インフレ圧力が抑制されれば、7月利下げを支持する可能性がある」との発言を受け、米早期利下げ観測の高まりを背景にドル売りが優勢となり、米10年債利回りの低下とともに146.02円まで下落しました。
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本日(6月24日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。日足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きで、上昇を示唆しています。
週足のボリンジャーバンドは中心線が下向きですが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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