昨日(6月10日)のドル円相場
昨日(6月10日)のドル円は、上昇。
植田日銀総裁の利上げに慎重な発言が伝わると、金利先高観が後退し、ドル買い円売りが優勢となり、145.29円まで上昇しました。
東京市場は、往ってこい
序盤に144.41円まで下落したものの、植田日銀総裁が「基調的な物価上昇率はまだ2%に少し距離がある」と発言したことを受け、金利先高観が後退し、ドル買い円売りが優勢となり、145.29円まで上昇しました。
ただ、145円台では利食い売りに押され、144.45円まで反落しました。
欧州市場は、もみ合い。
144.43円〜144.83円と40銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
NY市場は上昇。
軟調推移だった米10年債利回りが上昇に転じたことを受け、ドル買い円売りが優勢となり、145.04円まで上昇したものの、145円台での戻り売りに押され、144.79円まで下落しました。
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本日(6月11日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは中心線が上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは中心線が下向きですが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。
また、週足のボリンジャーバンドは中心線が下向きですが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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