昨日(6月9日)のドル円相場
昨日(6月9日)のドル円は、3日ぶりに下落。
米中貿易協議を控え、リスク回避のドル売り円買いが優勢となり、143.98円まで下落しました。
東京市場は、上値が重い。
仲値公示にかけて実需のドル買い円売りが優勢となり、144.95円まで上昇したものの、時間外の米10年債利回りの低下を背景としたドル売り円買いが優勢となり、144.35円まで下落しました。
欧州市場は、底堅い。
米中貿易協議を控えたリスク回避のドル売り円買いが先行し、143.98円まで下落したものの、144円割れでは押し目買い意欲も旺盛で、144.52円まで反発する展開となりました。
NY市場は、方向感を欠いた値動き。
米10年債利回りの上昇を受け、ドル買いが優勢となり、144.77円まで上昇したものの、4月卸売売上高(予想0.3% 結果0.1%)の予想を下回る結果を受け、米10年債利回りの低下とともにドル売りが優勢となり、144.35円まで下落しました。その後は、米中貿易協議を控えたポジション調整目的のドル買いから144.63円まで値を戻す値動きとなりました。
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本日(6月10日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは中心線が上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線が穏やかな下向きに転じており、下落を示唆しています。
また、週足のボリンジャーバンドは中心線が下向きですが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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