先週末(6月6日)のドル円相場
先週末(6月6日)のドル円は、2日続伸。
米雇用統計の強い結果を受け、ドル買い円売りが優勢となり、米10年債利回りの上昇とともに145.08円まで上昇しました。
東京市場は上昇。
朝方に143.38円まで下落したものの、トランプ米大統領より「米中両国が近く会合を開く」とのSNS投稿を受け、米中貿易交渉の継続期待を背景としたドル買い円売りが優勢となり、143.97円まで上昇しました。
欧州市場は、小幅に続伸。
「日銀が国債買い入れ減額幅の圧縮を検討へ」との一部報道を受け、ドル買い円売りが優勢となり、144.19円まで上昇しました。
NY市場は上昇。
米5月雇用統計で非農業部門雇用者数(予想13.0万人 結果13.9万人)や平均時給が、前月比(予想0.3% 結果0.4%)、前年同月比(予想3.7% 結果3.9%)ともに市場予想を上回る結果となったことを受け、ドル買い円売りが優勢となり、米10年債利回りの上昇とともに145.08円まで上昇しました。ただ、145円台では利食い売りに押され、144.77円まで下落する展開となりました。
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本日(6月9日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは中心線が上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線が横ばいで、もみ合いを示唆しています。
また、週足のボリンジャーバンドは中心線が下向きですが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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