昨日(6月5日)のドル円相場
昨日(6月5日)のドル円は、上昇。
米中貿易摩擦への緩和期待から、リスク選好のドル買い円売りが優勢となり、143.97円まで上昇しました。
東京市場は上昇。
前日NY市場のドル売りの流れを引き継ぎ、序盤に142.53円まで下落したものの、時間外の米10年債利回りの上昇を背景としたドル買い円売りが優勢となり、143.17円まで上昇しました。
欧州市場は、もみ合い。
143.04円〜143.40円と36銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
NY市場は上昇。
前週分新規失業保険申請件数(予想23.5万件 結果24.7万件)の弱い結果を受け、ドル売り円買いが優勢となり、142.78円まで下落したものの、トランプ米大統領と習近平中国国家主席による電話会談が行われたとの一部報道を受け、米中貿易摩擦への緩和期待からリスク選好のドル買い円売りが優勢となり、143.97円まで上昇しました。
ただ、米関税政策の不透明感は払拭されておらず、144円手前では利食い売りに押され、143.52円まで下落する展開となりました。
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本日(6月6日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは中心線が上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線が穏やかな下向きで、下落を示唆しています。
また、週足のボリンジャーバンドは中心線が下向きで、下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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