昨日(6月4日)のドル円相場
昨日(6月4日)のドル円は、下落。
米経済指標の弱い結果を受け、ドル売り円買いが優勢となり、米10年債利回りの低下ともに142.61円まで下落しました。
東京市場は上昇。
朝方に143.63円まで下落したものの、日経平均株価や時間外の米10年債利回りの上昇を背景としたドル買い円売りが優勢となり、144.39円まで上昇しました。
欧州市場は、底堅い。
トランプ米大統領の「(中国との)ディールは非常に困難」との発言が伝わると、米中貿易摩擦への懸念が再燃し、143.80円まで下落したものの、「日本銀行が来年度から国債買い入れ縮小(テーパリング)のペースを鈍化させる案を検討している」との一部報道を受け、ドル買い円売りが優勢となり、144.31円まで値を戻す展開となりました。
NY市場は下落。
米5月ADP雇用統計(予想11.2万人 結果3.7万人)、米5月ISM非製造業景況指数(予想52.0 結果49.9)が市場予想を大幅に下回る弱い結果だったことを受け、ドル売り円買いが優勢となり、米10年債利回りの低下とともに142.61円まで下落しました。
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本日(6月5日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線が横ばいで、もみ合いを示唆しています。
また、週足のボリンジャーバンドは中心線が下向きで、下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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