昨日(5月30日)のドル円相場
先週末(5月30日)のドル円は、2日続落。
米中貿易摩擦が再燃するとの懸念から、リスク回避のドル売り円買いが優勢となり、143.45円まで下落しました。
東京市場は、底堅い。
月末の5・10日ということもあり、仲値にかけて実需のドル売り円買いが先行したことや、日経平均株価の軟調推移を背景としたドル売り円買いから143.44円まで下落しました。その後、日経平均株価が下落幅を縮小すると買い戻しの流れが優勢となり、143.99円まで値を戻す展開となりました。
欧州市場は、もみ合い。
143.76円〜144.22円と46銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
NY市場は、下値が堅い。
トランプ米大統領が「中国は米国との合意に違反した」と発言したこと受け、米中貿易摩擦への懸念が再燃し、リスク回避のドル売り円買いが優勢となり、143.45円まで下落したものの、東京市場の安値143.44円が意識されると下げ渋り、米10年債利回りの上昇を背景に144.45円まで反発しました。ただ、トランプ米大統領の今後の対中国への対応が不透明なこともあり、ポジション調整目的の売りに押され、143.79円まで下落する展開となりました。
==========================
本日(6月2日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは中心線が横ばいに転じており、もみ合いを示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは中心線が穏下向きで、下落を示唆しています。
また、週足のボリンジャーバンドは中心線が下向きで、下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2025/5/26)(PDF)