昨日(5月29日)のドル円相場
昨日(5月29日)のドル円は、下落。
米国際貿易裁判所によるトランプ関税の一部差し止め命令を受け、一時146.28円まで上昇するも、米経済指標の弱い結果に143.96円まで下落しました。
東京市場は上昇。
朝方に144.75円まで下落したものの、米国際貿易裁判所が、トランプ米大統領による貿易相手国に対する関税を差し止めたとの一部報道を受けて景気後退懸念が和らぎ、ドル買い円売りが優勢となり、146.28円まで上昇しました。
欧州市場は下落。
トランプ米大統領が関税の一部差し止め命令に対して即日控訴を行ったことを受け、米関税政策の先行きが不透明感からリスク回避のドル売り円買いが優勢となり、144.89円まで下落しました。
NY市場は続落。
米雇用関連指標、住宅関連指標が軒並み弱い結果だったこと受け、米10年債利回りの低下とともにドル売りが優勢となり、143.96円まで下落しました。
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本日(5月30日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、バンド幅収斂しており、もみ合いを示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは中心線が穏やかな上向きで、上昇を示唆しています。また、週足のボリンジャーバンドは中心線が下向きで、下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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