先週末(5月23日)のドル円相場
先週末(5月23日)のドル円は、下落。
トランプ米大統領の関税政策による米経済後退懸念が再燃し、リスク回避のドル売りが優勢となり、142.43円まで下落しました。
東京市場は下落。
早朝に144.05円まで上昇したものの、トランプ政権による大型減税が米下院で可決されたことを受け、米財政悪化懸念が高まり、リスク回避のドル売り円買いが優勢となり143.36円まで下落しました。
欧州市場は急落。
トランプ米大統領は「来月からEUに関税50%を課す」といった方針や、「米アップルがiPhoneを米国内で生産しなければ、少なくとも25%の関税を払うことになる」との見解が伝わると、リスク回避のドル売り円買いが優勢となり、142.52円まで急落しました。
NY市場は軟調。
トランプ米大統領の関税政策による米経済後退懸念が再燃し、リスク回避のドル売りが優勢となり、日通し安値となる142.43円まで下落しました。
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本日(5月26日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは中心線が横ばいに転じており、もみ合いを示唆しています。また、週足のボリンジャーバンドは中心線が下向きで、下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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