昨日(5月22日)のドル円相場
昨日(5月22日)のドル円は、8日ぶりに反発。
日米財務相会談での円安是正の議論が見送られたことで、ドル買い円売りが優勢となり、144.40円まで上昇しました。
東京市場は、急伸後に一転下落。
日米財務相会談後に米財務省より「為替の水準については議論されなかった」との声明が発表されると、警戒されていた円安是正の議論がなかったことを受け、ドル買い円売りが優勢となり、144.40円まで急伸しました。ただ、前日高値の144.55円が意識されると買いも続かず、日経平均株価の下落とともにドル売り円買いが優勢となり、143.15円まで下落しました。
欧州市場は底堅い。
東京市場流れを引き継ぎ、欧州勢はドル売りで参入。142.81円まで下落したものの、日米財務相会談で円安是正の思惑が後退したことで、143円割れでは押し目買いが優勢となり、143.77円まで値を戻しました。
NY市場は上昇。
米5月PMI速報値が、市場予想を上回る強い結果だったことを受け、米10年債利回りの上昇とともにドル買いが優勢となり、144.33円まで上昇しました。ただ、前日高値144.55円が意識されると買いも続かず、143.89円まで下落しました。
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本日(5月23日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは中心線が穏やかな上向きとなっており、ますが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。また、週足のボリンジャーバンドは中心線が下向きで、下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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