昨日(5月21日)のドル円相場
昨日(5月21日)のドル円は、7日続落。
日米財務相会談を控え、円安是正議論への思惑からリスク回避のドル売り円買いが優勢となり、5月7日以来の安値となる143.29円まで下落しました。
東京市場は下落。
早朝に144.55円まで上昇したものの、「イスラエルがイランの核施設攻撃を計画している」との一部報道を受けて、中東情勢緊迫化を警戒したリスク回避の円買いドル売りが優勢となり、143.54円まで下落しました。
欧州市場は、往ってこい。
東京市場流れを引き継ぎ、欧州勢はドル売りで参入。143.46円まで下落したものの、8日の安値143.45円が意識されると下げ渋り、144.19円まで反発しました。その後、時間外のダウ先物の下落を背景としたドル売りが優勢となり、143.47円まで反落する展開となりました。
NY市場は、下値が堅い。
日米財務相会談において、円安是正議論への思惑からリスク回避のドル売り円買いが優勢となり、5月7日以来の安値となる143.29円まで下落しました。その後、米10年債利回りの上昇を受けたドル買い戻しが優勢となると、143.76円まで反発しました。
==========================
本日(5月22日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは中心線が穏やかな上向きとなっており、ますが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。また、週足のボリンジャーバンドは中心線が下向きで、下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2025/5/19)(PDF)