昨日(5月20日)のドル円相場
昨日(5月20日)のドル円は、6日続落。
米10年債利回りの低下を受け、ドル売り円買いが優勢となり、144.10円まで下落しました。
東京市場は下落。
仲値公示に向けたドル買い円売りが優勢となり、145.51円まで上昇したものの、加藤財務相による「ベッセント米財務長官との会談で、為替含め2カ国間の諸問題を議論する」との発言が伝わると、米国から円安是正を求められることなどへの警戒感から、リスク回避のドル売り円買いが優勢となり、144.73円まで下落しました。その後、「日米関税交渉にベッセント米財務長官が欠席の見通し」との一部報道を受けリスク回避姿勢が後退し、145.29円まで値を戻すも、時間外の米10債利回りの低下とともに144.33円まで下落する展開となりました。
欧州市場は、底堅い。
時間外の米10年債利回りの低下を受け、ドル売り円買いが優勢となり、144.10円まで下落したものの、米10年債利回りが上昇に転じると、ドル買い戻しが優勢となり、144.67円まで値を戻しました。
NY市場は、上値が重い。
米10年債利回りの上昇を受け、144.97円まで上昇したものの、主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議とともに行われる予定の日米財務相会談や、日米関税交渉を前にポジション調整目的の売りに押され、144.43円まで下落しました。
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本日(5月21日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。
また、週足のボリンジャーバンドは中心線が下向きで、下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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