昨日(5月14日)のドル円相場
昨日(5月14日)のドル円は、2日続落。
米韓高官が為替について協議したとの報道を受けて、日米貿易交渉における円安是正議論への思惑からドル売り円買いが優勢となり、145.61円まで下落しました。
東京市場は下落。
序盤に147.67円まで上昇したものの、仲値にかけた本邦輸出企業によるドル売り円買いが優勢となり、日経平均株価の下落とともに146.83円まで下落しました。
欧州市場は続落。
韓国政府当局者の発言として「企画財政省次官が米財務省のカプロス次官補と為替について協議した」との報道を受けて、日米貿易交渉で円安是正に向けた議論になるのではといった懸念が台頭し、145.61円まで下落しました。
NY市場は上昇。
「米政府は貿易交渉の一部としてドル安を模索してはいない」との一部報道を受けて、米10年債利回りの上昇とともにドル買い円売りが優勢となり、147.12円まで上昇しました。
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本日(5月15日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは中心線が上向きとなっていますが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。日足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
また、週足のボリンジャーバンドは中心線が下向きで、下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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