先週末(5月9日)のドル円相場
先週末(5月9日)のドル円は、3日ぶりに反落。
週末に控える米中通商会議を前に、ポジション調整目的のドル売り円買いが優勢となり、144.83円まで下落しました。
東京市場は、上値が重い。
日経平均株価の上昇を背景としたドル買い円売りが優勢となり、前日高値と面合わせとなる4月10日以来、約1か月ぶりの高値となる146.18円まで上昇したものの、時間外の米10年債利回りの低下を受け、一転ドル売り円買いが優勢となり、145.42円まで下落しました。
欧州市場は下落。
米中通商会議を前に、トランプ米大統領による「中国に対しては80%の関税が適切」との発言を受け、リスク回避のドル売り円買いが優勢となり、144.93円まで下落しました。
NY市場は、下値が堅い。
週末に控える米中通商会議を前に、ポジション調整目的のドル売り円買いから144.83円まで下落したものの、米10年債利回りの上昇を背景としたドル買いが優勢となり、145.37円まで値を戻す展開となりました。
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本日(5月12日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは中心線が上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線が穏やかな上向きで上昇を示唆しています。
また3、週足のボリンジャーバンドは中心線が下向きで、下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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