昨日(5月1日)のドル円相場
昨日(5月1日)のドル円は、3日続伸。
日銀は市場予想通り金利据え置きを決定し、追加利上げに慎重な姿勢が明らかになると、ドル買い円売りが優勢となり、4月10日以来の高値となる145.73円まで上昇しました。
東京市場は急伸。
日銀は市場予想通り金利を据え置いたものの、2025年のGDPやCPIの見通しを引き下げたことを受け、日銀の早期追加利上げへの思惑が後退し、ドル買い円売りが優勢となり、144.25円まで上昇しました。
欧州市場は続伸。
植田日銀総裁は会見で、利上げ方針は維持としながらも「基調的物価が伸び悩んでいる時に無理に利上げはしない」との見解を示したことで、早期利上げ観測が後退し、一時144.74円まで上昇しました。
NY市場は堅調。
日銀が追加利上げに慎重との見方からドル買い円売りが優勢となり、米4月ISM製造業景況指数(予想48.0 結果48.7)の市場予想を上回る結果を受けドル買いが加速。4月10日以来の高値となる145.73円まで上昇しました。
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本日(5月2日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きでなっており、バンドの幅がエクスパンションを形成していることから強い上昇を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線が横ばいに転じており、もみ合いを示唆しています。
週足のボリンジャーバンドは中心線が下向きで、下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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