昨日(4月30日)のドル円相場
昨日(4月30日)のドル円は、2日続伸。
関税問題を巡る中国の一部報道をきっかけに米中貿易摩擦への警戒感が薄れ、リスク回避姿勢が後退し、143.18円まで上昇しました。
東京市場は上昇。
朝方に142.14円まで下落したものの、仲値にかけた実需のドル買い円売りが優勢となり、日経平均株価の堅調推移も相場を支え142.55円まで上昇しました。
欧州市場は続伸。
欧州株価の件推移を背景にリスク選好のドル買い円売りが優勢となり、143.15円まで上昇しました。
NY市場は、下値が堅い。
4月ADP全米雇用報告(予想11.5万人 結果6.2万人)、米4月シカゴ購買部協会景気指数(予想46.0 結果44.6)が市場予想を下回る弱い結果だったことでドル売りが142.51円まで下落したものの、「米国は関税問題を巡る交渉を目指し、様々なルートを通じて中国側に積極的に接触を図っている」との中国の一部報道が伝わると、軟調地合いだったダウ平均が上昇に転じ、リスク選好のドル買い円売りが優勢となり、日通し高値となる143.18円まで上昇しました。
え==========================
本日(5月1日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線が穏やかな下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きですが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。
週足のボリンジャーバンドは中心線が下向きで、バンドの幅がエクスパンションを形成していることから強い下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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