昨日(4月29日)のドル円相場
昨日(4月29日)のドル円は、上昇。
米中貿易摩擦への緩和期待からドル買い円売りが優勢となり、142.75円まで上昇しました。
東京市場は上昇。
祝日休場となるなか、朝方に141.98円まで下落したものの、ベッセント米財務長官による「日本を含む主要貿易相手国との交渉が非常に好調に進んでおり、関税回避に向けた非常に良い提案がなされている」との見解が伝わると、リスク選好のドル買い円売りが優勢となり、142.58円まで上昇しました。
欧州市場は続伸。
米10年債利回りの上昇を背景としたドル買い円売りが優勢となり、日通し高値となる142.75円まで上昇しました。
NY市場は下落。
米3月卸売在庫、米2月ケース・シラー住宅価格指数、米3月雇用動態調査(JOLTS)求人件数、米4月消費者信頼感指数と軒並み市場予想を下回る弱い結果だったことを受け、米10年債利回りの低下とともにドル売りが優勢となり141.97円まで下落しました。ただ、東京安値の141.98円が意識されると下げ渋り、引けにかけては142円台前半でのもみ合いとなりました。
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本日(4月30日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きで下落を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きですが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。
週足のボリンジャーバンドは中心線が下向きで、バンドの幅がエクスパンションを形成していることから強い下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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