昨日(4月24日)のドル円相場
昨日(4月24日)のドル円は、3日ぶりに反落。
米中貿易摩擦の長期化が懸念され、リスク回避のドル売り円買いが優勢となり、142.27円まで下落しました。
東京市場は下落。
トランプ米大統領から「関税がいつ引き下げられるかは中国次第」、「中国と取引なければそれはそれでOK」、「パウエルFRB議長は間違いを犯したと思っている」などの発言が伝わるとリスク回避のドル売り円買いが優勢となり、朝方につけた高値143.41円から142.60円まで下落しました。
欧州市場は続落。
中国政府が「米中間では、経済や貿易に関する交渉はまったく行われていない」と表明したことを受け、米中貿易摩擦の長期化が懸念され、リスク回避のドル売り円買いが優勢となり、142.31円まで下落しました。
NY市場は、下値が堅い。
米3月中古住宅販売件数(予想413万件 結果402万件)の予想を下回る結果を受けドル売りが優勢となり、142.27円まで下落したものの、トランプ米大統領が「我々は中国と会談している」と発言が伝わると、ダウ平均の上昇とともに142.83円まで上昇しました。
==========================
本日(4月25日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足のボリンジャーバンは、中心線が下向きですが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。
週足のボリンジャーバンドは中心線が下向きで、バンドの幅がエクスパンションを形成していることから強い下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2025/4/21)(PDF)