昨日(4月23日)のドル円相場
昨日(4月23日)のドル円は、2日続伸。
米中貿易摩擦に対する過度なリスク回避姿勢が後退し、143.57円まで上昇しました。
東京市場は、往ってこい。
早朝に141.44円まで下落したものの、トランプ米大統領による「パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長を解任する計画はない」との発言を受け、リスク回避姿勢が大幅に改善し143.21円まで急伸しました。その後は戻り売りが優勢となり、141.67円まで下落しました。
欧州市場は、もみ合い。
141.54円〜142.19円と65銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
NY市場は上昇。
「米政府は貿易戦争の緩和に向けて対中関税の引き下げを検討」、「対中関税は50-65%に引き下げられる可能性」との一部報道を受け、米中貿易摩擦に対する過度なリスク回避姿勢が後退。
ダウ平均が大はばに上昇したことや、ベッセント米財務長官による「米国は引き続き強いドル政策を維持」、「関税を巡る日米交渉で特定の通貨目標を求める考えはない」との発言を受けてドル買い円売りが加速し、日通し高値となる143.57円まで上昇しました。
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本日(4月24日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足のボリンジャーバンは、中心線が下向きで下落を示唆しています。
週足のボリンジャーバンドは中心線が下向きで、バンドの幅がエクスパンションを形成していることから強い下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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