昨日(4月22日)のドル円相場
昨日(4月22日)のドル円は、3日ぶりに反発。
東京市場で、昨年9月16日以来の安値となる139.90円まで下落したものの、米中貿易摩擦に対する過度なリスク回避姿勢が後退し、141.66円まで反発しました。
東京市場は、大幅下落。
一時141.17円まで上昇したものの、「トランプ大統領が景気後退の責任をパウエル大統領に押し付けるための布石を敷いている」とFRBの独立性の阻害にかかわる一部報道が伝わると、ドル売りが優勢となり、前日安値140.48円を下抜け、昨年9月16日以来の安値となる139.90円まで下落しました。
欧州市場は上昇。
欧州勢参入後は買い戻しが優勢となり、140.63円まで上昇しました。
NY市場は続伸。
ベッセント米財務長官による「米中間の緊張緩和はごく近い将来に訪れると確信している」との見解や、レビット米ホワイトハウス報道官の「中国との関係は良い方向に進んでいる」、「トランプ大統領は中国との合意に向けて準備を進めている」との発言が伝わると、米中貿易摩擦に対する過度なリスク回避姿勢が後退。ダウ平均が1,000ドルを超える大幅上昇となったことも重なり、141.66円まで上昇しました。
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本日(4月23日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きですが、バンド幅が収斂し始めており、もみ合いを示唆しています。また、日足のボリンジャーバンは、中心線が下向きで下落を示唆しています。
週足のボリンジャーバンドは中心線が下向きで、バンドの幅がエクスパンションを形成していることから強い下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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