昨日(4月21日)のドル円相場
昨日(4月21日)のドル円は、大幅下落。
パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長解任の可能性を巡り、リスク回避のドル売り円買いが優勢となり、昨年9月18日以来の安値となる140.48円まで下落しました。
東京市場は、大幅下落。
早朝に142.07円まで上昇したものの、「トランプ米大統領がパウエルFRB議長を解任できるかどうかを検討している」との一部報道が伝わるとドル売り円買いが優勢となり、140.62円まで下落しました。
欧州市場は、小反発。
欧州の主要市場がイースターマンデーの祝日で休場となる中、パウエルFRB議長解任の可能性を巡り、リスク回避のドル売り円買いが継続。昨年9月18日以来の安値となる140.48円まで下落し年初来安値を更新しました。
その後は、ポジション調整目的の買いが優勢となり、141.07円まで値を戻しました。
NY市場は、もみ合い。
市場参加者が減少する中、主だった経済指標の発表もなかったことで方向感は出ず、140.56円〜141.04円と48銭幅でもみ合いとなりました。
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本日(4月22日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
また、日足のボリンジャーバンは、中心線が下向きとなっており、下落を示唆しているものの、 2σが狭くなってきており、下落に一服感があります。
一方、週足のボリンジャーバンドは中心線が下向きで、下落を示唆しており、バンドの幅がエクスパンションを形成していることから強い下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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