昨日(4月15日)のドル円相場
昨日(4月15日)のドル円は、4日ぶりに反発。
米中貿易戦争激化への思惑からリスク回避の円買いドル売りが優勢となり、142.60円まで下落するも、米経済指標の好結果に143円台へ値を戻す展開となりました。
東京市場は、上値が重い。
早朝に142.85円まで下落したものの、日経平均株価の堅調推移を背景としたドル買い円売りから、143.59円まで上昇しました。ただ、時間外の米10年債利回りの低下を受け、ドル売り円買いが優勢となると142.91円まで下落する上値重い値動きとなりました。
欧州市場は、もみ合い。
142.69円〜143.51円と82銭の値幅を伴いつつ方向感を欠いた値動きとなりました。
NY市場は上昇。
米中貿易戦争激化へのリスク回避の円買いドル売りが優勢となり、日通し安値となる142.60円まで下落したものの、ニューヨーク連銀製造業景気指数(予想-14.5 結果-8.1)の予想より強い結果が伝わると、143.26円まで上昇しました。その後、中国の朱元財政次官による「もし米国が中国に対し、全面的な条件受け入れを望んでいるのであれば、交渉の余地はないと思われる」との発言を受け、一時142.67円まで下落したものの下値は堅く、143.27円まで値を戻す展開となりました。
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本日(4月16日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きとなっていますが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。
また、日足・週足のボリンジャーバンドもともに中心線が下向きで、バンドの幅がエクスパンションを形成しており、強い下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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