昨日(4月10日)のドル円相場
昨日(4月10日)のドル円は、大幅下落。
米政権による関税を巡って、中国は米国に譲歩しない姿勢を維持したことで、米中の貿易戦争激化への懸念から、米国株相場の大幅下落とともに、144.02円まで下落しました。
東京市場は、軟調。
トランプ米大統領が相互関税の一部について90日間の一時停止を発表したことを受けて、前日4円超急騰したことの反動から戻り売りが先行し、146.45円まで下落しました。
欧州市場は続落。
東京市場の流れを引き継ぎ、時間外のダウ先物や日経平均先物が下落したことによるリスク回避の円買いドル売りが強まり、144.89円まで下値を試す展開となりました。
NY市場は下落。
米政権による関税を巡って、中国は米国に譲歩しない姿勢を維持。米中の貿易戦争激化への懸念から、ダウ平均が2,100ドル超下落したことでリスク回避の円買いドル売りが強まり、144.02円まで下落しました。
その後、前日安値143.99円が目先のサポートとして意識されたことで買い戻しが優勢となり、一時145.13円付近まで回復したものの上値は重く、144.47円でNYクローズしています。
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本日(4月11日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きで、また、バンドの幅もエクスパンションを形成していることから、強い下落を示唆しています。
また、日足・週足のボリンジャーバンドもともに、中心線が下向きで、バンドの幅がエクスパンションを形成しており、強い下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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