昨日(4月8日)のドル円相場
昨日(4月8日)のドル円は、3営業日ぶりに反落。
トランプ米政権が中国に対して104%の追加関税を9日に発動するとの報道を受け、米中の貿易摩擦の激化懸念からリスク回避の円買いドル売りが優勢となり、145.96円まで下落しました。
東京市場は、もみ合い。
147.25円〜148.12円と87銭の値幅を伴いつつも、方向感を欠いた値動きとなりました。
欧州市場は軟調。
米10年債利回りが上昇に転じたことや、ダウ先物が1,000ドル超上昇したことで、146円後半から一時147.18円まで買い戻されたものの上値は重く、146.70円近辺まで下落しました。
NY市場は下落。
トランプ米大統領が表明した相互関税を巡り、対象国との交渉が進むとの期待から、ダウ平均が一時1,400ドル超上昇したことを受けて147.60円近辺まで買い戻されました。
その後、トランプ米政権が中国に対する104%の追加関税を9日に発動するとの報道が伝わると、米中の貿易摩擦の激化懸念から、ダウ平均が800ドル超急落し、リスク回避の円買いドル売りが優勢となり、145.96円まで下落しました。
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本日(4月9日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線が横ばいとなっており、もみ合いを示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線が緩やかな下向きとなっており、下落を示唆しています。
また、週足ボリンジャーバンドの中心線は下向きで、下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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