昨日(4月7日)のドル円相場
昨日(4月7日)のドル円は、上昇。
「トランプ米大統領は中国を除くすべての国・地域に対する関税を90日間、一時停止することを検討している」との一部報道を受け、リスク回避志向の後退から148.14円まで上昇しました。
東京市場は、荒い値動き。
トランプ米政権の関税政策による貿易戦争が激化するとの思惑から、日経平均株価の大幅に下落したことを受け、リスク回避の円買いドル売りから144.83円まで下落しました。ただし、先週末安値の144.55円が意識されると買い戻しが優勢となり、146.84円まで値を戻す荒い値動きとなりました。
欧州市場は上昇。
序盤に145.08円まで下落したものの、時間外の米10年債利回りの上昇とともにドル買いが優勢となり、146.62円まで上昇しました。
NY市場は続伸。
ハセット米国家経済会議(NEC)委員長による発言として「トランプ米大統領は中国を除くすべての国・地域に対する関税を90日間、一時停止することを検討している」との一部報道を受け、米10年債利回りの上昇とともに軟調推移だったダウ平均が大幅反発。リスク回避志向の後退からドル買い戻しが優勢となり、148.14円まで上昇しました。その後、トランプ氏が「関税の一時停止は考えていない」と発言したことで買いも続かず、伸び悩む展開となりました。
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本日(4月8日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きですが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。日足のボリンジャーバンドは、中心線が横ばいで、もみ合いを示唆しています。
また、週足ボリンジャーバンドの中心線は下向きで、下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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