先週末(4月4日)のドル円相場
先週末(4月4日)のドル円は、急落後に反発。
トランプ関税に対する中国の報復関税が発表され、リスク回避の円買いドル売りが優勢となり、昨年10月2日以来の安値144.55円まで下落後、米早期利下げ観測の後退で147.43円まで反発しました。
東京市場は、もみ合い。
145.30円〜146.40円と1円10銭幅の値幅を伴いつつも方向感を欠いた値動きとなりました。
欧州市場は下落。
トランプ米政権の「相互関税」に対して、中国が対抗措置として米国からのすべての輸入品に34%の追加関税
を課すと発表したことを受け、リスク回避の円買いドル売りが優勢となり、昨年10月2日以来、約半年ぶりの安値となる144.55円まで下落しました。
NY市場は反発。
米雇用統計では、非農業部門雇用者数(予想13.5万人 結果22.8万人)の市場予想を上回る強い結果にドル買いが先行。その後トランプ米大統領が、パウエルFRB議長に利下げを要請したものの、パウエルFRB議長は「トランプ米政権の関税政策が経済に与える影響は予想を上回る可能性が高い」、「選挙で選ばれた公職者のコメントに反応したくない」、と反応し、利下げを急がない姿勢を示したことで、ドル買いが加速し、147.43円まで反発しました。
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本日(4月7日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きで、下落を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きで、エクスパンションを形成し強い下落を示唆しています。
また、週足ボリンジャーバンドの中心線は下向きで、下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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