昨日(4月3日)のドル円相場
昨日(4月3日)のドル円は、大幅下落。
トランプ米大統領による「相互関税」の詳細発表を受け、リスク回避の円買いドル売りが継続し、昨年10月2日以来、約半年ぶりの安値となる145.16円まで下落しました。
東京市場は、大幅下落。
早朝に発表された米トランプ政権による相互関税の詳細が明らかになると、日本の景気後退観測から日経平均株価が1600円超の下げ幅を記録。リスク回避のドル売り円買いが優勢となり、早朝の149.23円から147.12円まで大幅下落となりました。
欧州市場は続落。
トランプ米大統領の相互関税に関する発表を受け、欧州株価の下落とともにリスク回避の円買いドル売りが優勢となり、146.02円まで下落しました。
NY市場は、下落後に小反発。
関税政策に絡むリスク回避の円買いドル売りが続くなか、米ISM非製造業景況指数(予想53.0 結果50.8)の市場予想を下回る結果を受けてドル売りが加速。昨年10月2日以来、約半年ぶりの安値となる145.16円まで下落しました。その後、米10年債利回りが上昇に転じ下げ幅を縮小したことを背景としたドル買いから146.51円まで小反発したものの上値は重く、146.05円でNYをクローズしています。
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本日(4月4日)のドル円予想
4時間足および日足ともに、ボリンジャーバンドは、中心線が下向きで、エクスパンションを形成しており、強い下落を示唆しています。また、週足ボリンジャーバンドの中心線は緩やかな下向きで、下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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