昨日(4月2日)のドル円相場
昨日(4月2日)のドル円は、3日続落。
トランプ米大統領による「相互関税」の詳細発表を受け、一時150.48円まで上昇するも149.18円まで急落する荒い値動きとなりました。
東京市場は上昇。
朝方に149.52円まで下落したものの、ベッセント米財務長官による「(3日発表の相互関税について)他国は関税を引き下げる措置を講じることができる」との発言を受け、各国への関税が一律にならない可能性が意識され、ドル買い円売りが優勢となり、149.95円まで上昇しました。
欧州市場は下落。
東京市場のドル買いの流れを引き継ぎ、一時150.00円まで上昇したものの、時間外の米10年債利回りの低下を受け、ドル売り円買いが優勢となり、149.20円まで下落しました。
NY市場は続落。
3月ADP全米雇用報告(予想12.0万人 結果15.5万人)の市場予想を上回る結果を受け、米10年債利回りの上昇とともに150.25円まで上昇しました。
その後、トランプ米大統領による「相互関税」において、関税率の基本設定は10%(予想20%)と発表されたことでリスク回避姿勢が後退し、150.48円まで急騰しました。
ただ、「日本の関税率は24%、中国は34%、EUは20%」と国別に発表された高い税率が適用されることが伝わると、一転ドル売り円買いが優勢となり、149.18円まで急落しました。
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本日(4月3日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きで、下落を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線が横ばいとなっており、もみ合いを示唆しています。
また、週足ボリンジャーバンドの中心線は緩やかな下向きで、下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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