先週末(3月21日)のドル円相場
先週末(3月21日)のドル円は、方向感を欠いた値動き。
148.59円〜149.66円と1円7銭幅の値幅を伴いつつも、方向感を欠いた値動きとなりました。
東京市場は上昇。
2月全国消費者物価指数(CPIおよび生鮮食料品除く総合)が市場予想を上回る結果だったこと受け、円買いドル売りが優勢となり148.59円まで下落したものの、日経平均株価の上昇を背景としたドル買い円売りから149.63円まで上昇しました。
欧州市場は下落。
東京市場の流れを引き継ぎ、149.66円まで上昇したものの、欧州株の軟調な推移を受け、リスク回避の円買いドル売りが優勢となり148.86円まで下落しました。
NY市場は反発。
ダウ平均の下落を受け、米10年債利回りの低下とともに148.61円まで下落したものの、トランプ米大統領の「(除外例外なしと公言していた相互関税について)柔軟性がある」との見解が伝わると、ダウ平均の反発とともに米10年債利回りが上昇に転じたことを受け、ドル買いが優勢となり149.36円まで上昇しました。
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本日(3月24日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線が横ばいで、もみ合いを示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きから横ばいに転じており、もみ合いを示唆しています。
また、週足ボリンジャーバンドの中心線は緩やかな下向きで、下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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