昨日(3月20日)のドル円相場
昨日(3月20日)のドル円は、底堅い値動き。
FOMCの結果を受けて148.17円まで下落したものの、米住宅関連指標の強い結果に、米10年債利回りの上昇とともにドル買いが優勢となり、148.96円まで上昇しました。
東京市場は軟調。
前日(3/20 27:00)開催されたFOMCでは、2会合連続で金利据え置きを決定。パウエルFRB議長は「新たな政策とその影響に関する不確実性は高い」、「FRBは政策スタンスの調整を急ぐ必要はない」と発言したことを受け、朝方につけた高値148.86円から148.19円まで下落しました。
欧州市場は、上値が重い。
対ユーロでドル買いが先行した影響から、円に対してもドル買いが優勢となり、148.78円まで上昇したものの、時間外の米10年債利回りの低下を背景としたドル売りから148.40円まで下落しました。
NY市場は反発。
米2月中古住宅販売件数(予想-3.2% 結果4.2%)や、同指標における年率換算件数(予想394万件 結果426万件)が市場予想を上回る強い結果だったことを受け、軟調推移だった米10年債利回りの上昇とともにドル買いが優勢となり、148.96円まで上昇しました。
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本日(3月21日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線が横ばいで、もみ合いを示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きですが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。
また、週足ボリンジャーバンドの中心線は緩やかな下向きで、下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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