先週末(3月14日)のドル円相場
先週末(3月14日)のドル円は上昇。
日銀による3月会合での金利政策の現状維持の公算が大きくなったことを受け、149.02円まで上昇しました。
東京市場は上昇。
朝方に147.71円まで下落したものの、日経平均株価が前日比マイナスからプラス圏へ上昇したことを背景にドル買い円売りが優勢となり、時間外の米10年債利回りの上昇とともに148.65円まで上昇しました。
欧州市場は、上値が重い。
2025年春闘の第1回回答集計による平均賃上げ率が5.46%と賃上げ要求の6.09%を下回ったことを受け、来週18?19日開催の日銀会合での金利据え置きが見込まれて149.02円まで上昇しました。ただ、149円台での利食い売りや、時間外の米10年債利回りの低下を背景としたドル売り円買いが優勢となり、148.61円まで下落しました。
NY市場は、下落後に反発。
米ミシガン大学消費者態度指数(予想63.1 結果57.9)の市場予想下回る結果を受け、ドル売りが優勢となり、148.26円まで下落したものの、ダウ平均の大幅上昇を背景としたリスク選好の円売りドル買いから148.65円まで反発しました。
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本日(3月17日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きで、上昇を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
また、週足ボリンジャーバンドの中心線は緩やかな下向きで、下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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