昨日(3月6日)のドル円相場
昨日(3月6日)のドル円は、2日続落。
米雇用統計への警戒感からリスク回避のドル売り円買いが優勢となり、昨年10月4日以来、約5か月ぶりの安値となる147.30円まで下落しました。
東京市場は、上値が重い。
朝方148.73円まで下落したものの、日経平均の大幅上昇を背景とした円売りドル買いが優勢となり、149.33円まで上昇しました。
欧州市場は下落。
2025年春闘における労働組合の賃上げ要求集計結果が32年ぶりの6%を上回る高水準の賃上げ要求だったことで日銀の早期追加利上げ観測が台頭し、円買いドル売りが優勢となり、147.70円まで下落しました。
NY市場は続落。
米2月チャレンジャー人員削減数(前回-39.5% 結果103.2%)の結果を受け、明日発表の米2月雇用統計への警戒感からリスク回避のドル売り円買いが優勢となり、昨年10月4日以来、約5か月ぶりの安値となる147.30円まで下落しました。
その後、ラトニック米商務長官が「トランプ米大統領は米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)の全製品に対する関税を延期する可能性」との見解が示されると、一時148.39円まで値を戻しましたが、ダウ平均が大幅下落となったことでリスク回避のドル売り円買いが強まり、147.57円まで下落しました。
==========================
本日(3月7日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きで、下落を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
また、週足ボリンジャーバンドの中心線は横ばいで、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2025/3/3)(PDF)