昨日(3月5日)のドル円相場
昨日(3月5日)のドル円は下落。
米ADP雇用統計の弱い結果を受け、148.19円まで下落しました。
東京市場は、もみ合い。
149.58円〜150.18円と60銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
欧州市場は、下値が堅い。
欧州各国のウクライナ支援への積極的な姿勢を背景に、対ユーロでのドル売りに押され、時間外の米10年債利回りの低下とともに149.10円まで下落したものの、日経平均先物の上昇を受け149.56円まで値を戻しました。
NY市場は、下落後に反発。
ラトニック米商務長官による「トランプ米大統領は自動車などの分野に対する関税を和らげる考えだ」との発言を受け、リスク回避の動きが後退し、149.73円まで上昇したものの、米ADP雇用統計(予想14.0万人 結果7.7万人)の予想を下回る結果を受け、日通し安値となる148.19円まで下落しました。
ただ、米2月ISM非製造業景況指数(予想52.6 結果53.5)が強い結果だったことでドル買い戻しが優勢となり、その後、レビット報道官より4日に発動したカナダとメキシコに対する25%の関税について、「自動車への適用は1カ月免除する」との発言が伝わると、米10年債利回りの上昇とともにドル買いが加速。149.14円まで上昇しました。
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本日(3月6日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きで、下落を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
また、週足ボリンジャーバンドの中心線は横ばいで、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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