昨日(3月4日)のドル円相場
昨日(3月4日)のドル円は、下落後に反発。
リスク回避の円買いドル売りの流れが加速し、昨年10月9日以来の安値となる148.10円まで下落したものの、米国とウクライナとの衝突緩和報道を受け149.87円まで値を戻す展開となりました。
東京市場は、方向感を欠いた値動き。
前日のNY市場終盤に伝わったトランプ米大統領による円安けん制発言から、円買いドル売りが継続し、時間外の米10年債利回りの低下とともに148.61円まで下落しました。ただ、2月25日安値となる148.57円が下値目途として意識されると買い戻しが優勢となり、149.46円まで値を戻す方向感を欠いた値動きとなりました。
欧州市場は下落。
トランプ米政権による関税政策が経済に悪影響を及ぼすとの見方から欧州株価が下落したことを受け、リスク回避の円買いドル売りが優勢となり、148.29円まで下落しました。
NY市場は反発。
リスク回避の円買いドル売りが先行し、一時、昨年10月9日以来、約5か月ぶりの安値となる148.10円まで下落しました。その後、「米国とウクライナは鉱物資源のディールで署名の準備」、「トランプ米大統領はディールについて議会演説で発表の意向」との一部報道を受け、米10年債利回りの上昇とともにドル買いが優勢となり、149.87円まで上昇しました。
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本日(3月5日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きで、下落を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
また、週足ボリンジャーバンドの中心線は横ばいで、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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