昨日(3月3日)のドル円相場
昨日(3月3日)のドル円は、4日ぶりに反落。
トランプ米大統領による日本への関税政策に関する発言を受け、149.10円まで急落しました。
東京市場は、上値が重い。
対ユーロでのドル買いの流れがドル円にも波及し、序盤に先週末高値150.98円を上抜き、151.02円まで上昇したものの、実需のドル売り円買いや、利食い売りに押され、150.25円まで下落しました。
欧州市場は上昇。
三村淳財務官による円安けん制発言を受け、ドル売り円買いが優勢となり、149.95円まで下落したものの、欧州株相場の上昇を背景としたリスク選好の円売りドル買いから、151.23円まで上昇しました。
NY市場は急落。
米2月ISM製造業景況指数(予想50.5 結果50.3)が予想を下回る弱い結果だったことを受け、ドル売りが優勢となり、150.05円まで下落しました。
また、朝方にトランプ米大統領より「日本と中国が通貨安政策を取るなら米国は不当に不利な立場に立たされる」と発言し、「こうした国に関税を課す」と表明したことでドル売り円買いが加速。149.10円まで急落しました。
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本日(3月4日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きから横ばいに転じており、もみ合いを示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
また、週足ボリンジャーバンドの中心線は横ばいで、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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