先週末(2月28日)のドル円相場
先週末(2月28日)のドル円は、3日続伸。
日経平均株価の大幅安を受け、時間外の米10年債利回りの低下とともに149.10円まで下落したものの、米経済指標の結果が伝わると、一時150.98円まで上昇しました。
東京市場は、往ってこい。
生鮮食料品除く、東京都区部消費者物価指数(予想2.3% 結果2.2%)が市場予想を下回る結果だったことを受け、ドル買い円売りが優勢となり、150.14円まで上昇したものの、日経平均株価が1100円超の大幅安となるなか、リスク回避の円買いドル売りから、時間外の米10年債利回りの低下とともに149.10円まで急落しました。ただ、急落した反動から買い戻しが優勢となると149.88円まで値を戻す展開となりました。
欧州市場は、上値が重い。
東京市場の流れを引き継いでドル買い円売りが先行し、150.68円まで急伸したものの、時間外の米10年債利回りの低下とともにドル売りが優勢となり、150.19円まで下落しました。
NY市場は上昇。
米1月個人消費支出(PCEデフレーター)が市場予想通りの結果となったことで150.98円まで上昇しました。
ただ、上方修正された12月からは伸び率が鈍化したことで、米10年債利回りの低下とともにドル売りが優勢となり、150.24円まで反落しました。
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本日(3月3日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きで、エクスパンションを形成していることから、強い上昇を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きとなっておりますが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。また、週足ボリンジャーバンドの中心線は横ばいで、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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