昨日(2月19日)のドル円相場
昨日(2月19日)のドル円は、下落。
日銀の早期追加利上げ観測から、151.25円まで下落しました。
東京市場は、方向感を欠いた値動き。
高田審議委員による「実質賃金のプラス転化に向けた動きが生じている」、「経済・物価情勢に応じてさらなる金融緩和度合いの調整が必要」との発言を受け、日銀による早期利上げ観測が台頭し、151.75円まで下落したものの、発言内容は想定内との見方から巻き戻しのドル買いが優勢となり、152.31円まで反発しました。
その後、日経平均株価や、時間外の米10年債利回りの低下を背景としたドル売り円買いから、151.71円まで下落する方向感を欠いた値動きとなりました。
欧州市場は、もみ合い。
151.55円〜151.95円と40銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
NY市場は、上値が重い。
日銀の早期追加利上げ観測からなるドル売り円買い意欲は根強く、151.25円まで下落したものの、前日安値151.23円が意識されるとドル買い戻しが優勢となり、151.82円まで値を戻しました
。その後公表された、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で「債務上限問題解決までバランスシート縮小の一時停止や減速が必要になる公算」との見解が示されると、米10年債利回りの低下とともにドル売りが優勢となり、151.40円まで下落しました。
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本日(2月20日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きですが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。また、週足ボリンジャーバンドの中心線は上向きとなっておりますが、バンド幅が収斂していることから、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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