昨日(2月13日)のドル円相場
昨日(2月13日)のドル円は、5日ぶりに反落。
トランプ米大統領が、相互関税の導入を指示する大統領令に署名したことを受け、世界的な貿易摩擦を懸念したリスク回避のドル売り円買いが優勢となり、152.70円まで下落しました。
東京市場は、上値が重い。
実需のドル買い円売りが優勢となり、日経平均株価の上昇も相場を支え、154.66円まで上昇したものの、上値は重く、154.13円まで下落しました。
欧州市場は下落。
前日の急伸の反動や利食い売りが優勢となり、153.74円まで下落しました。
NY市場は続落。
米1月卸売物価指数(予想3.2% 結果3.5%)や、同コア指数(予想3.3% 結果3.6%)の市場予想を上回る強い結果を受け、154.01円まで上昇したものの、米10年債利回りの低下を受けドル売りが優勢となり、トランプ米大統領が、相互関税の導入を指示する大統領令に署名したことが伝わると、世界的な貿易摩擦を懸念したリスク回避のドル売り円買いが優勢となり、日通し安値となる152.70円まで下落しました。
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本日(2月14日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線が緩やかな上向きですが、バンド幅が収斂していることから、もみ合いを示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。また、週足ボリンジャーバンドの中心線は上向きとなっておりますが、バンド幅が収斂していることから、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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