昨日(2月12日)のドル円相場
昨日(2月12日)のドル円は、4日続伸。
米消費者物価指数(CPI)の強い結果や、議会証言でのパウエルFRB議長発言を受け、2月4日ぶりの高値となる154.80円まで上昇しました。
東京市場は上昇。
朝方に152.30円まで下落したものの、前日にトランプ米大統領による鉄鋼・アルミニウムへの25%の関税を賦課する大統領令に署名したとの報道を受け、時間外の米10年債利回りの上昇とともに1週間ぶりの高値となる153.73円まで上昇しました。
欧州市場は、もみ合い。
米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、153.42円〜153.88円と46銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
NY市場は急伸。
米1月消費者物価指数(CPI)は、前月比(予想0.3% 結果0.5%)、同コア指数(予想0.3% 結果0.4%)といずれも市場予想を上回る強い結果だったことを受け、米10年債利回りの上昇とともにドル買いが優勢となり、154.45円まで急伸しました。その後、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長による「今日のデータ(1月CPI)はインフレ目標は近いが、まだ到達していないことを示している」「関税を理由に政策金利を変更せざるを得なくなる可能性も」との発言も相場を支え、2月4日ぶりの高値となる154.80円まで上昇しました。
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本日(2月13日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きでエクスパンションを形成しており、強い上昇を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きですが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。また、週足ボリンジャーバンドの中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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