昨日(2月11日)のドル円相場
昨日(2月11日)のドル円は、3日続伸。
トランプ米大統領による関税政策を受け、151.65円まで下落したものの、パウエルFRB議長証言を受けて、米長期金利の上昇とともに152.60円まで上昇しました。
東京市場は、小動き。
トランプ米大統領は例外や免除なく、鉄鋼・アルミへの25%関税賦課の大統領令に署名したことを受け、リスク回避の円買いドル売りが優勢なり、151.69円まで下落したものの下値は堅く、押し目買いが優勢となり、152.06円まで値を戻しました。
欧州市場は、下値が堅い。
トランプ米大統領による鉄鋼・アルミへの関税政策を受け、欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は「EUとして断固とした相応の対抗措置を取る」と発言したことが伝わると、世界経済の混乱や貿易戦争への懸念からリスク回避のドル売り円買いが優勢となり、151.65円まで下落しました。ただし、東京安値が意識されると買い戻しが優勢となり、152.37円まで上昇しました。
NY市場は、もみ合い。
パウエルFRB議長が、上院銀行委員会での議会証言にて、経済は強さを維持しており金利調整を急ぐ必要はないと改めて表明したことを受け、追加利下げ観測が後退したことでドル買いが優勢となり、152.59円まで上昇しました。
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本日(2月12日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線が横ばいに転じており、もみ合いを示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きで下落を示唆しています。また、週足ボリンジャーバンドの中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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