昨日(2月6日)のドル円相場
昨日(2月6日)のドル円は、3日続落。
日銀の追加利上げが意識されるなか、米経済指標の弱い結果を受け、昨年12月11日以来の安値となる151.24円まで下落しました。
東京市場は、下落後に反発。
序盤に152.75円まで上昇したものの、田村日銀審議委員による「2025年度後半には少なくとも1%程度まで短期金利引き上げが必要」との発言を受け、日銀の早期利上げ観測の高まりからドル売り円買いが優勢となり、前日安値152.12円を下抜け、昨年12月12日以来の安値となる151.82円まで下落しました。ただ、152円割れでの押し目買い意欲は旺盛で、152.51円まで反発しました。
欧州市場は、上値が重い。
時間外の米10年債利回りの上昇を背景としたドル買い円売りが優勢となり、152.89円まで上昇したものの、持ち高調整目的のドル売り円買いが優勢となり、152.37円まで下落する展開となりました。
NY市場は下落。
日銀による早期利上げ観測が高まる中、10-12月期米単位労働コスト速報値(予想3.4% 結果3.0%)や、前週分の米新規失業保険申請件数(予想21.3万件 結果21.9万件)などこの日発表された米経済指標が軒並み市場予想を下回る弱い結果だったことを受け、昨年12月11日以来の安値となる151.24円まで下落しました。
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本日(2月7日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きで下落を示唆しています。また、週足ボリンジャーバンドの中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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