昨日(2月5日)のドル円相場
昨日(2月5日)のドル円は、2日続落。
日銀の追加利上げが意識されるなか、米経済指標の弱い結果を受け、昨年12月12日以来の安値となる152.12円まで下落しました。
東京市場は、大幅下落。
序盤に154.46円まで上昇したものの、12月毎月勤労統計調査-現金給与総額(予想3.7% 結果4.8%)が予想より強い結果だったことで日銀の追加利上げ観測が高まったことで円買いが活発化。また、赤沢経済再生相の「足もとはインフレの状態という認識、植田総裁と齟齬ない」との発言が伝わると円買いドル売りが加速し、昨年12月13日以来の安値となる153.09円まで下落しました。
欧州市場は続落。
日銀の追加利上げが意識されるなか、時間外の米10年債利回りの低下を受けて、152.56円まで下落しました。
NY市場は、上値が重い。
1月ADP全米雇用統計(予想15.0万人 結果18.3万人)が市場予想を上回る結果となったことを受け、153.20円まで上昇したものの、その後発表された米1月ISM非製造業指数(予想54.3 結果52.8)が弱い結果となったことで一転ドル売りが優勢となり、昨年12月12日以来の安値となる152.12円まで下落しました。
==========================
本日(2月6日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きでエクスパンションを形成しており、強い下落を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きで下落を示唆しています。また、週足ボリンジャーバンドの中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2025/2/3)(PDF)